FREEな毎日

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僕が15,6の出来事だったと思う。
当時スケボーなんて、サーファーの人以外誰もやっていなかった。
でも何故か僕はスケボーにはまっていた。
あの頃のスケボーは硬い板の下に、トラックとウィールが付いた物で、今のものとは比べ物に
ならないくらいお粗末だった。

ある日、チャリでプラプラしていると、サーフショップを見つけたんだ。
そこのウィンドにとんでもなくかっこいいデッキが飾ってあったんだ。
それはグラスファイバー製で中にアロハ生地が入っている衝撃的にかっこいい物だった。

『うわー!これ欲しい!!』  単純にそう思い、おそるおそる店の中へ。

『すみませーん』

『おう、いらっしゃい』と、店の奥から何やらうさん臭いおじかんが出てきた。

『あそこに飾ってある板は売り物ですか?』

『そうだよ、トラックとウィールは別になるけどね』

『スケボーはもっているから、板だけ取り替えたいんですけど・・』

『見てみないとわからねぇな』

『じゃあ、今取りに行ってきます!』

天にも昇る気分でスケボーを取りに帰り、再びその店へ。

『これなんですけど・・・』

『あぁ~。これにはつかねぇよ』

『えぇ~~・・・』と、落胆する僕。

『トラックのネジ穴が合わないから駄目なんだよ』

『・・・・・・』 言葉がでない僕。


まぁ普通はここで終わるのだが、

『どうしても欲しいのか?』

『あ・・・ハイ!!』

『じゃあ、待ってろ!』

そう言って、店の奥から電気ドリルを持ってきた。
おじさんは、板に穴を開け始、数十分後には僕のスケボーが生まれ変わった。
グラスファイバーの板が付いた、かっこいいスケボーになっていた。

『ありがとうございます』

『 You do it! だよ』 おじさんは言う。

『???』

何を言われているのか、わからない僕。

『何事も工夫次第で、どうにかなる。とにかくやってみる。やってみて駄目だったら、また考えろ!』

ジーーーーン。

そう、その時のおじさんが、パイオニアサーファーの高橋太郎氏であったのだ。
僕の人生はこの瞬間から、大きく変わってのは言うまでもない。
もしあの時太郎さんに会っていなかったら、また違った自分がここにいるだろう。

PS.太郎さんは板の代金だけ僕に請求した。
   なんていい人なのだろう。



画像 166

ダックス サーフショップ
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